クラブ中央競馬

最後方からの追い込みで魅せた!アーバンシック 天皇賞(秋)

2025年11月2日(日)、秋晴れでやや肌寒さも感じる府中競馬場にアーバンシックの応援に行きました。秋の天皇賞ということで、府中競馬場には多くのお客さん(92,565人)が詰めかけており、かなりの盛り上がりを感じました。

ネット上ではメンバーが低調との声も多かったのですが、3歳牡馬のトップクラスの2頭、マスカレードボールとミュージアムマイルの参戦もあり、実馬を見たことがなかった私にとっては、現地で馬体を見れることはとても楽しみにしていました。

2頭とも、古馬たちに負けない風格で落ち着いて歩けていて、さすが3歳の頂点クラスです。マスカレードボールは父ドゥラメンテで、決して大きく見せずシュッとした引き締まった腹回り、パシュファイヤの奥の瞳が見えないのが残念でしたが、じわっとした気合乗りが伝わります。一方、ミュージアムマイルは可愛らしい瞳が愛くるしく、やや幼さも感じさせる印象が好対照でした。

アーバンシックはというと、日経賞から宝塚記念のローテーションで良いところを全く見せることができなかったことで、11番人気という全く人気のない状況。秋の目標番組がなかなか決まらなかったことから、天栄での夏の調整がうまくいっていなかったことは自明でした。

馬体重には大きな変動もなく落ち着いて周回できていましたが、毛艶と馬体のハリは昨年の良い頃と比べると1段階落ちるなぁという印象です。

アーバンシックは、ルメール先生には見捨てられましたが、フランスの若手の精鋭プーシャン騎手が手綱を取ります。スタートが上手で脚を溜めてしっかり追ってくる騎乗スタイルとのことで、アーバンシックとの相性も良さそうで、彼の手腕に期待です。

競馬は豊さんが作るこのクラスの馬たちにとっては超がつくようなスローペースの中、想定通りの上がりの競馬となりながらも、中段からロスなく脚を伸ばしてきた3歳牡馬の2頭が抜け出しゴール。結局はまたしてもルメール先生。本当に府中のチャンピオンディスタンスの乗り方が素晴らしいです。

アーバンシックは、予想通りスタートして行き脚はつかず、後方からの競馬になりましたが、プーシャン騎手がスローでもなんとか折り合って脚を溜めて、外に回さずしっかり馬群の真ん中から抜けてくる好騎乗で掲示板を確保進路の取り方次第ではさらに際どかったかもしれないぐらい、良い頃のしっかりとした末脚を見せてくれました。

アーバンシックが、宝塚の不振を払拭するレース振りを見せてくれて、今後に期待ができそうで楽しみを感じる一戦となりました。年末には香港ヴァーズの登録も行っているとのことですが、次走は府中2400mのJCが最も適鞍ではないかと個人的には感じています。

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